産学連携でクリエイティブなネクタイの製作

当社の所在地である八王子にはたくさんの大学があります。ここ数年多摩美術大学と織物工業組合が連携して毎年ネクタイを製作しています。

学生さんがネクタイをデザインして八王子の織物工場が生地を織り、それを当社で縫製加工しています。完成したネクタイは実際に販売もされており業界の人には無い発想のデザインが斬新で好評を得ているとか。

生地を作るにはそれなりの決まりがごとがあり、実際は当初のデザインと趣が変わることもしばしばですが、考案者も製作者も知恵を出し合ってクリエイティブなネクタイを製作していきます。


面接の際のネクタイ

先日ある方から「面接があるのですが、私服でいいといわれましたが。。。」というご相談がありました。

「私服でいい」という表現は「かしこまらずに」という意味で「普段着でいい」というわけではないのでは?とお話させていただきました。

ライフスタイルも昔に比べてずいぶん変化してきましたが、服装にはTPOがあってしかるべきものです。

「私服でいい」と言われたから普段着で来ましたではちょっと違うのではないかと思われても仕方ないかもしれません。

「では、どのような服装で?」とのことでしたので、普通にスーツを着てネクタイを着用していればよく、ネクタイも出来れば無地か細かい柄のものがいいと思いますとアドバイスさせていただきました。


ネクタイをめぐる様々な取り組み


ネクタイの流通量は年々減少傾向が続いています。昨今のライフスタイルの変化やクールビズ、人口の減少などでこの流れは今後も続いていくことが予想されます。

そんな中、生産者側としても需要喚起と新商品の開発など様々な取り組みがされています。八王子も古くから織物の産地として一時代を築いてきただけに様々な方面で、PR活動や商品開発などの取り組みをしています。八王子駅セレオ内において、ネクタイをはじめ八王子織物を中心とした様々な商品が紹介されていますのでこの機械に一度足を運んでいただければと思います。

 


技術の伝承

先日、職人の技について書かせていただきました。今日はその続編です。

物つくりの現場では、職人の数が減少の一途をたどっています。機械化が進み今まで人の手によって作られていたものが機械で代用するようになり、大量生産、コスト削減という流れの中で職人の数は減少するということです。先日紹介させていただいた品物の中で、例えばやかんなどがありましたがただ「お湯を沸かす道具」という観点から見れば1000円のものも数十万円のものも変わりはないのかもしれません。しかし、機械で大量生産されたものと、職人の手によって作られたものには「手間」をかけている点で比べ物にならない違いがあります。そこに価値を見出すかが使う側に問われているものなのでしょう。今のような時代だからこその価値がそこにあるのかもしれません。当社のプリーツタイも同じ思いで製作されております。


職人技

以前に民放のテレビ局で日本の職人の特集番組がやっていました。 

すべて見たわけではないですが、伝統工芸品や身の回りの日用品、プラントに使う一点物の部品など  実にさまざまな分野の職人たちが登場していました。私も職人の一人なので興味深く拝見させていただきましたが  共通していえることは「探究心と経験知」ということではないかと思います。  職人の仕事は、一見毎日同じことの繰り返しに見えます。

探究心がなくなってしまえば、ただのルーティンワークとなり成長は止まってしまうでしょうが、日々何かを考え、探求し、挑戦していく姿勢がやがて他の追随を許さない  職人技となり、それは芸術の域にまで達するものだと気持ちを新たにしました。


ネクタイのその他の素材

以前、メルマガの1コーナーで1年にわたり原稿を執筆していました。折に触れてブログでご紹介しています。今日はその一文を。。
 
ネクタイの主な素材として、シルク、ポリエステル、ウールとご紹介してきました。
ネクタイのその他の素材には、アセテート、綿、麻等があります。
アセテートは最近ではあまり見かけませんが、化繊に分類されます。
シワになりにくく、コストも比較的安く済むのが特徴です。
綿は、色合いを表現するのに優れていますが、シワになりやすかったり、縮みやすかったりするのが欠点です。
麻は、清涼感があり夏場にジャケットなどに合わせるととてもお洒落です。
ただ、こちらもシワになりやすかったりスベリにくいという欠点もあります。
その他に変わったところでは、皮やナイロン、和紙を応用したものなどがあります。
変わったところでは、穀物の繊維で作られた「エコ素材」なんていうのもありました。


ネクタイの主な素材 その2(ポリエステル・ウール)

ネクタイの主な素材のひとつとしてポリエステルがあります。
一般的に、ポリエステルのイメージは廉価というイメージですが利用シーンによっては、シルクよりも優れた面もあります。
たとえば、ユニフォームなど、日常の使用頻度が高いものはファッション性よりも、むしろ機能性や耐久性が大事です。
そんな素材にポリエステルは向いています。弾力性にも優れており、シワになりにくく、耐久性がある。
今では技術も発達しており、発色性も大変優れたものもあって一見したら、見分けがつかないほどのものもあります。
用途によってはまだまだ利用価値があるのがポリエステルです。

もう一つ、ネクタイの代表的な素材として、ウールがあります。
ウールの中にも色々な種類がありますが、大別してカシミヤと、その他ウールという分類になります。
カシミヤは、そのほかの服飾などにも多く使われる高級素材の代名詞ですが、ネクタイに限って言えば、カシミヤ100%というのは、あまりありません。
ごくまれにメジャーブランドが秋冬用に作るくらいです。
ウールは質感などから、使用する季節が限られているので、全体の割合も少ないです。

シワになりにくいですが、結ぶときにスベリが悪いのでシルクなどと併せて、織り上げる場合があります。
どちらかというと、ファッション性を重視された作りのものが多くビジネスシーンでは、ちょっと手を伸ばしにくいネクタイかと思ったりします。


ネクタイの素材 その1(シルク)

こんにちは。オーダーメイドネクタイ、縫製加工所の栗原弘直です。

以前、メルマガの1コーナーで1年にわたり原稿を執筆していました。折に触れてブログでご紹介していきたいと思います。

今日はその中からネクタイの素材についてご紹介したいと思います。

ネクタイにも様々な素材の物がありますが、ネクタイの素材で最も多いのはシルクです。
一般的な、売り場で取り扱われているネクタイの素材はなんといっても、シルクが圧倒的に一番多いです。
シルクがネクタイ素材に選ばれる理由は、色々ありますが光沢感や発色性に優れている点や、高級感がある点、軽くてシワになりにくい点結ぶときに生地のスベリがよい点など、ネクタイの特性に適した素材の特徴がその理由です。

高級素材として知られているシルクですが、意外と毎日身近に接しているものですね。

雨の日とネクタイ

こんにちは。オーダーメイドネクタイ、縫製加工所の栗原弘直です。

今日の関東地方は朝から台風の影響で激しい雨が降っています。

通勤時間帯にも重なり、会社に着くまでにスーツも濡れてしまう雨ですね。

ネクタイも雨は苦手です。最近では撥水加工を施してあるものもありますが、高級なネクタイほど素材感を大切にするため撥水加工などは施していません。

雨に濡れてしまうと型崩れの原因にもなりますが、安易にアイロンなどをかけてしまうと、かえって状態が悪化してしまうことにもなりかねません。

ネクタイが雨に濡れてしまったら吸水性のあるタオルで軽く押すようにして水分を取り除き自然乾燥させるのが一番の方法です。

ぜひお試しください。

ネクタイのローテーション

こんにちは。オーダーメイドネクタイ、縫製加工所の栗原弘直です。

10月に入ってネクタイを着用している人の数も多くなりました。やはりスーツ姿にはネクタイですね。

一般のサラリーマンの平均的なネクタイの所持本数は20本程度とされていますが、その多くは「お蔵入り」したもので実際のところレギュラーで活躍してるのは半分あればいいところではないでしょうか。

毎日同じネクタイということもないでしょうが、数本をローテーションで回していると思います。

ネクタイはシルク製のものがほとんどですので、やはり「お休み」も必要です。目安としてはネクタイの結び目などのしわが目立たなくなれば休息十分といえます。素材や芯地などによっても違いがありますが上記を目安にしていただければと思います。

ネクタイを洗濯機で洗ってしまったら。

こんにちは。オーダーメイドネクタイ、縫製加工所の栗原弘直です。

 

百貨店などで販売されているネクタイは基本的にシルク100%のものです。洗濯することは想定されていません。ドライクリーニングがいいところですね。ただ、中には誤って洗濯機で洗ってしまったということもあるようで、先日そのようなご相談がありとりあえず拝見させていただきました。

 

思っていたより生地のダメージは少なかったのですが、中に入っている芯地などは繊維が型崩れして使える状態ではありませんでした。

 

一度ネクタイをばらして、新品の芯地を使用して再度縫製をして何とか無事によみがえらせることが出来ました。思い入れのあるネクタイやお気に入りのネクタイなどがそのようになってしまっても諦めずに一度ご相談いただければと思います。

 

 

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