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ネクタイの質を決めるもの その2

今日はネクタイの質を決めるもの その2としてネクタイの縫製を取り上げたいと思います。ネクタイの質を決める要素としてがあります。ネクタイは「結ぶ」という機能性から、どんなネクタイもバイアス(斜め)に裁断されています。斜めに裁断されていないと、伸縮が出来ずに、綺麗に結ぶことが出来ないのです。業界では当たり前のことなのですが、一般の方の認知度はあまり高くないようですね。ネクタイの表地のパーツは、ほとんどの場合3つに分かれているのですが、良質な縫製は、このバイアスの角度が3つともきちんと統一されていています。そうすることによって、「ねじれ」や「ヨレ」の無い製品に仕上がるのです。

▲ネクタイの縫製

そして、生地を十分に使って縫い代も十分に取ってあれば、結んでいて縫い目がパンクしてしまうこともありません。また、インナーに使用する芯地も色々な素材のものがあります。表地になじんだ芯を使うのが一番いいですが、やはりウール100%の芯地が理想です。質感を持たせるためや、結びやすくするため、復元力を高めるために2枚の芯地を合わせて使用することもあります。ウール100%の芯は、結び目を解いた後の復元力などが優れています。日本人は細かいところまで気にする国民性なので縫製に関しても特に注意が払われています。


オーダーメイド オリジナルネクタイ 作成 特注 仕立て 幅詰め 縫製工場

東京都八王子市 株式会社成光ネクタイ 代表取締役 栗原弘直

https://www.seikoh-neckwear.co.jp/

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コメント: 2
  • #1

    lxbfYeaa (日曜日, 10 7月 2022 05:43)

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  • #2

    lxbfYeaa (日曜日, 10 7月 2022 05:43)

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