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ネクタイの縫製方法

桜もかなり散ってしまいましたが、若葉が少しずつ目立つ季節になってきましたね。季節の移り変わりを感じますね。

弊社はネクタイの縫製に携わって数十年になります。日本では几帳面な国民性から縫製に関しても細部にまで丁寧に作られています。一般の消費者目線から見ると「実際にそこまでする必要あるの?」というところまで手間をかけて縫製されています。例えばネクタイを縫製した際の大剣と小剣の縫いどまりが開かないように止めるのですが、その止め方ひとつにしても閂止めの方法や糸の色などもブランドによって決まりがあったりします。その作業も一本一本職人の手で行われる針仕事です。

▲ネクタイの縫製方法 (オリジナルネクタイ製作 縫製 成光ネクタイ)

ネクタイの縫製方法も色々あり、通常の縫製とは異なった方法で仕立てられるブランドもあります。いわゆるセッテピエゲといわれる方法などは、生地を1.5倍程度必要になりますし熟練した技術が必要となります。

手間がかかる分、高価な物になりますが使用者目線から見るとピエゲなどは生地を多く使う分、ネクタイ自体も重くなってしまい昨今のトレンドには必ずしもマッチしていないとも言われるようになったものもあります。

時代とともに職人の数は減少してきておりますが、縫製技術の伝承を後世に伝えられるように日々精進する毎日です。


オーダーメイド オリジナルネクタイ 作成 特注 仕立て 幅詰め 縫製工場

株式会社成光ネクタイ 代表取締役 栗原弘直

〒192-0051 東京都八王子市元本郷町1-5-19

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TEL 042-625-4465