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ネクタイが「苦しい」と感じる人の9割は、サイズを間違えている

こんにちは。オリジナルネクタイ、オーダーメイドネクタイ、製作、縫製加工所の成光ネクタイです。

「ネクタイは苦しいから嫌いです」

これまで数多くのお客様とお話ししてきましたが、この言葉を耳にする機会は決して少なくありません。しかし、その理由を詳しく伺うと、ネクタイそのものが原因ではなく、実は別のところに問題があるケースが多いのです。

私は、「ネクタイが『苦しい』と感じる人の9割は、サイズを間違えている」と考えています。

ここでいうサイズとは、ネクタイの長さや幅ではありません。シャツの首回りサイズのことです。

ネクタイは首を締め付ける道具ではありません。本来はシャツの襟元に自然に収まり、美しいVゾーンを作るためのアイテムです。ところが、首回りが小さすぎるシャツを着ていると、ネクタイを締めた瞬間に圧迫感が生じます。

実際、既製品のシャツを選ぶ際、多くの方が見た目を優先してジャストサイズを選びます。しかし首回りは少しの違いで快適性が大きく変わります。首回りがわずか1cm違うだけでも、一日中着用した際の疲労感には大きな差が生まれます。

「ネクタイが『苦しい』と感じる人の9割は、サイズを間違えている」というテーマの本質は、ネクタイではなくシャツにあります。

例えば、第一ボタンを閉めた状態で指が1本も入らない場合は、サイズが小さい可能性があります。逆に適正サイズであれば、指1本程度の余裕がありながらも襟が浮き過ぎません。

また、加齢による体型変化も見落とされがちな要因です。

若い頃に購入したシャツをそのまま着続けている方は少なくありません。しかし首回りは体重が大きく変わらなくても徐々に変化します。その結果、昔は快適だったシャツが現在では窮屈になっていることがあります。

さらに、ネクタイの結び方も影響します。

近年は大きな結び目を作るスタイルも人気ですが、必要以上に締め上げると当然ながら圧迫感は増します。結び目は大きければ良いわけではありません。襟型や顔立ちとのバランスが重要です。

興味深いことに、オーダーシャツを作られたお客様からは「ネクタイが楽になった」という感想をいただくことがあります。ネクタイを変えたわけではありません。首回りが適正になったことで、本来の着用感が得られるようになったのです。

ネクタイは本来、苦痛を伴うものではありません。

むしろ適切なシャツと組み合わせれば、一日中着用していてもほとんど気にならないはずです。

もしネクタイが苦しいと感じているなら、まず疑うべきはネクタイではなくシャツのサイズです。首元の環境を見直すだけで、長年抱いていたネクタイへの苦手意識が変わるかもしれません。

快適な装いは、美しい装いにつながります。

 

ネクタイを楽しむ第一歩は、自分の首回りに合ったサイズを知ることなのです。

オーダーメイド オリジナルネクタイ 作成 特注 仕立て 幅詰め 縫製工場

株式会社成光ネクタイ 代表取締役 栗原弘直

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